【ボーウェン】私の現地での体験 part2 【ファーム】


前回、ボーウェンでのファームジョブに関する情報および、現地での体験談(前編)を配信させて頂いたが今回は体験談の後編を記載する。

 前記事(体験談の概略)

ボーウェンにてイリゲーションジョブ(畑の水引業務)を行っていた私は国際的なメンバーと一緒に安定した賃金を稼ぎ出し、しかも家賃もタダというイケイケモードな生活を過ごしていた。

しかしながら、諸事情でこの生活を捨てなくてはならなくなった。

(前回記事はコチラ ボーウェンでのファームジョブ体験及び現地での仕事の探し方について)

 本編

ある日、スーパーバイザー(以下SV)からとある要請があった。

それはカプシカムのピッキングに一日だけ加わってみないかというものだった。

当時、カプシカムのピッキングチームは一部のメンバーを除きピッキング経験無しの初心者で構成されていた為、収穫量も少なく、SVからすれば運営母体の企業からの受注数を満たせないといった問題、そしてチームメンバーとしては収穫数が少ないので全く稼げないといった問題に直面していた。

そこに経験者である私を一日だけ投入することによりチーム全体の士気の底上げを謀る狙いがあったと推測する。

私は、その要請を快諾した。

まぁ、一日だけなら良いだろうと。

SVは単なる1ピッカーに過ぎない私に対し様々な恩恵を与えてくれたし、ガトンでピッキングを始めた当初は全く使いものにならない私を解雇しようとせず、また、グレンインネスでは全体的な能力値が低い時期にサブリーダーというポジションを用意しピッカー内で最高賃金を与えてくれ、またファームジョブのノウハウを私に教えてくれた、いわば彼は私のビジネスの師であった。

私に断るという選択肢は当時なかった。

そして、私が1日だけ参加したカプシカムのピッキングはシーズンが始まってから最高収穫数を記録することとなった。

これまでの収穫数は一日30数ビンが平均、最高収穫数が40ビンであったのに対し、私が参加した日は48ビン(メンバー数は一緒)。

周囲からは”ピッキングの神”、”ニンジャ”、”ストロンゲンストガイ”などと私に対する称賛の声が上がった。

ピッキングスピードを上げれば、トラクターのスピードも上げれるし、ミスピッキングも防げるし、遅れているピッカーのヘルプにも入れたりとメリット尽くしなのだと口ではなく自分のピッキングを周囲に見せることでチームの士気向上に成功したのは私にとっても大きな収穫となった。

私は周囲に大きなインパクトを残し翌日からイリゲーションの仕事に復帰した。

しかし、SVやピッカー達内で私をピッキングメンバーに組み込みたいという流れが次第に強くなっていく。

私は都度、「僕にはイリゲーションの仕事がある。僕はこの仕事に非常にやりがいを感じているし、これは今も今後も決して変わることではないんだ。ごめんよ。」と受け流し続けた。

そう、時給14.5ドルであっても一日11時間、かつ週6以上働ける、ハイレベルな英語環境、且ピッキングより楽な仕事であるイリゲーションジョブをみすみす退く理由は私には全くないのだ。

カプシカムのピッキングがチームコントラクト(チームでの出来高制)の賃金体系でも、”あのメンバー達”とではイリゲーションの方が稼げたのだ。

とある日、SVからピッキングへの参加要請があった。

これは今までの軽いカンジではなく本気であった。

内容はサブリーダーとしてシーズン終了までカプシカムのピッキングに携わってくれといったものだった。

こういった厳しい要請ではあったが、私は断り”2週間”という条件付きでピッキングに参加することを承諾した。

その際、私は「自分がこのファームでの需要というのはあくまでピッキング要因、今回2週間のみの参加だけどそこでまた結果を出したら、また日をおいて参加要請が入る。なんとか解決策を模索しなくては。」

そこで私はある解決策に至った。

 

ふてくされる

私は2日間のピッキング期間中SVから仕事中や食事中に声をかけられても全てムスッとした感じの対応をし続けた。

 

駄々をこねる

私は2日間のピッキング期間中、SVの彼女の日本人に給与面での不満を洩らしたり、あのメンバー達と仕事したくないと言い続けた。

 

仕事中キレる

私は2日間、ミスピッキングの多いメンバーに「何でこんなにミスピックが多いんだ。」と叱ってみせた(SVへのパフォーマンスのためだけにピッキング経験の浅いメンバーを叱ってみせた)

 

結果的に私は3日目からピッキング加入の要請はなくなった。

イリゲーションジョブに戻れたものの、この出来事から私とSVとの関係がかなり気まずいものとなった。

”トリガー”現る

日々は流れ、SVもメンバー達も私がピッキングに参加したことも忘れかけ、再び平和になっていた時期に私はとあるオーストラリア人女性と出会う。

詳細に関しては今回はあえて避けるが、私はこの女性と男女間のトラブルに発展し日々ストーカー行為を受け心身ともに疲れ果て、手短にSVやメンバー達に別れを告げ隣町”エアー”に車を走らせた。

 


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